fabricscapeさんからお声がけ頂き、美容院のカーテンの染色加工を担当した。
路地を通りぬけて店舗に入る構造のため、「路地の黒」をカーテンでどのように作るか、fabricscapeさんと共に検討。
染料の「黒」はたくさんの色の粒子が混ざっている。そこからイメージを膨らませ、3回に分けて色を染め重ねていくことで、偶然できる「路地の黒」を表現した。
実際に店舗を訪れると、内装の鏡や外装のガラス越しに様々な色が見えてくる。
影、現象、光が布に集まって、染料とは異なる色に出会う体験だった。
place:kyoto
day:202311
architect:
work with:fabricscape
photo:some/to