香川県東かがわ市、古いホテルの改修に伴う、長さ8mのエントランスカーテンを制作。
ベージュベース / ブルーベースの2枚のカーテンを重ねることで、日中から夜にかけて、夕焼けのグラデーションが変化する。
部屋に光が差し込む日中は裏側のカーテンの青色が透けて見え、夜は外からの光がないため、手前のベージュベースのオレンジがより濃く見えてくる。
空を眺めるように、1 日の時間の移ろいを感じるカーテンを目指した。
また、スタッフの方に身につけてもらえればとハンカチスカーフも制作した。香川県はビワの生産量が多いと知り、地色をビワで染色。
現場で見つけた内装のタイルをモチーフに、長くあるものと新しいイメージが混ざり合うようなものを作りたいと考えた。
place:kagawa
day:202401
architect:KITA And Architects
photo:Daisuke Nakashima